WOWのおすすめ厳選3メロン
クラウンメロン(静岡)| 一果相伝(高知)| 夕映えメロン(山形)
日本で栽培されている、甘くて美味しい各地のメロン。WOWはその中でも3つの珠玉を厳選しました。それぞれの商品のご紹介と共に、メロンの旬と食べ頃、メロンの種類、メロンの栄養と保存方法、美味しい食べ方のポイントなどについてもお伝えいたします。
マスクメロンの最高峰
クラウンメロン(静岡)
出荷時期:通年
●クラウンメロンは、高級メロンと言われるマスクメロンの中でも最高級のメロンです。静岡県の特産品で、西部の天竜川以東の地域が産地。伝統的な独自栽培で育てられた一級品だけがクラウンメロンとして出荷され、通年栽培・通年出荷を実現しています。
●1本の木から1個のメロンしか収穫しないため、美味しさと栄養がひと玉に凝縮されています。抜群の糖度、湧き出てくるような果汁、品格ある容姿のこの珠玉は、誰もが味わいたい逸品であり、誰にでも喜ばれる名品です。
●クラウンメロンは、「富士」→「山」→「白」に等級が分かれています。
クラウンメロンの商品を見る世界も認めたマスクメロン
一果相伝(高知)
出荷時期:1月〜8月上旬、10月〜12月
●太平洋を臨む、高知県・香南市。日照時間が全国2位のその地では、一果相伝という大注目のマスクメロンが作られています。この珠玉は国際基準「GLOBALG.A.P.」認証を取得(※)。絶品の味と独創的な栽培方法が、世界からも高く評価されました。
●優れたハイブリッド種へのこだわり。自家製有機肥料へのこだわり。成長調整剤を使わないこだわり。一果相伝は、生産者さんの信念と愛情から生まれてくるマスクメロンです。
●一果相伝は、「特選」→「上級品」→「良品」に等級が分かれています。
※「GLOBALG.A.P.」=GOOD(適正な)・AGRICULTURAL(農業の)・PRACTICES(実践)を証明する国際基準の仕組み。
庄内砂丘メロンの赤い珠玉
夕映えメロン(山形)
出荷時期:7月上旬〜8月上旬
●日本海に沿って南北へと伸びる、山形県の庄内砂丘。そこは日本屈指のメロン産地です。良質な地下水。水捌けのよい豊穣な砂地。メリハリのある寒暖差。その環境下で育つメロンは「庄内砂丘メロン」という総称で呼ばれています。
●その庄内砂丘メロンのうち、ルピアレッドという品種で育てられている赤肉系が夕映えメロン。出荷時期が限定的なこのメロンは、大玉も多く、メロンファンには特に人気の高い珠玉です。ジューシーな果肉。見事な糖度。濃厚な食味と香り。日持ちの良さも特徴なので、ギフトにも最適です。
●夕映えメロンには、等級はありません。
夕映えメロンの商品を見るメロンの旬と食べ頃
メロンの旬は「1年中」。食べ頃のタイミングは「追熟」の後。
メロンは1年を通して出回るフルーツ。
●メロンの旬は、春から夏にかけてと言われることがあります。しかしそれは正確ではありません。温室栽培か露地栽培かなどによっても、大きく変わってくるからです。
●たとえば温室メロンなら、通年で栽培され、通年で安定出荷されています。ですので、「メロンは1年を通して出回るフルーツで、最も流通量が多いのが6月頃」と理解しておきましょう。
●つまり「メロンは1年中が旬」ともいえるフルーツなのです。WOWがお届けする静岡県のクラウンメロンは通年出荷。高知県の一果相伝も、8月中旬から9月下旬以外はオールシーズンで出荷。一方で山形県の夕映えメロンは露地栽培のため、7月上旬〜8月上旬だけ出荷をしています。
メロンの食べ頃は、追熟の後にやってくる。
●フルーツには「穫れたてが美味しい」というイメージがありますが、全てのフルーツがそうなわけではありません。「追熟」をしてから食べるべきタイプのフルーツもあります。
●追熟とは、収穫後に一定期間をおいて完熟させること。メロンはその追熟をしてから食べるべきフルーツです。収穫後に3~7日かけて追熟すると、最高の食べ頃を迎えます。メロンを美味しく食べるには、まずはこの追熟をきちんと行うことが重要です。
●そして、そろそろ食べ頃かなと思ったら、自分の五感で確かめてみます。まず、香りを確かめましょう。強めの甘い香りがしたらOKサイン。また、サインはメロンのヒップにも現れます。底のほうを指で軽く押してみて、ちょっとした弾力性を感じられれば食べ頃です。その他、果皮がほどよく黄色味がかってきたり、T字のつるが適度にしおれてきたら、それも食べ頃のサインです。
追熟はぜひご自宅で。
●お取り寄せをしてメロンが届いたら、すぐに食べたくなるものですよね。そこでつい「追熟を済ませてから発送してもらおう」と、考えたくなるかもしれません。しかし追熟はぜひご自宅で行いましょう。追熟をしてから発送するのはリスクが大きいからです。
●熟したメロンは、当然やわらかくなり、多汁にもなります。そのような状態のメロンを運搬すると、配送車の中で実くずれを起こしたり、水分が流れ出てしまったり、味に苦味が出てきてしまったりする危険性が高まるのです。そこで、WOWでは「完熟発送」のご要望にはなるべく再考をお願いするようお伝えしております。
メロンの種類
メロンは ①果肉の色 ②果皮の網目 ③栽培方法で種類が分かれます。
果肉の色による種類分け。
●メロンは青肉系/赤肉系/白肉系に分けられます。青肉系には、アールスメロン(マスクメロンのことを指す品種名です)、アンデスメロン、アムスメロンなどの品種があります。静岡県のクラウンメロン、高知県の一果相伝は、アールスメロン品種の青肉メロンです。
●赤肉系の品種は、クインシーメロンやルピアレッドや夕張メロンなど。山形県の夕映えメロンは、ルピアレッド品種の赤肉メロンです。
●日本では、白肉系は少なく青肉系と赤肉系が主流です。外国産のハニーデューメロンなどは白肉メロン。国産でもホームランメロンという白肉メロンがあります。
果皮の網目による種類分け。
●メロンは網目の有無によっても種類が分かれます。網目のあるものがネット系メロン、ないものがノーネット系メロン。WOWがお届けするメロンはいずれもネット系メロンです。
●ネット系メロンでは、網目のクオリティーが商品価値を左右する大きな評価ポイントになります。美しい網目のメロンはそれ自体が芸術作品のように評されるのです。ネット系メロンの代表は、やはりマスクメロン(=アールスメロン)です。
●もちろんノーネット系メロンも、多くの支持を集めています。ネット系に比べるとお手頃価格なのが魅力。ノーネット系には、プリンスメロンやホームランメロンなどの品種が挙げられます。
栽培方法による種類分け。
●メロンの栽培には、ガラス温室栽培/ビニールハウス栽培/トンネル栽培などの方法があります。そして各栽培方法に対応して、温室メロン/ハウスメロン/露地メロンといった呼び名の種類に分けられます。
●日本の温室メロンといえば、やはりマスクメロンが有名で、中でも静岡県のクラウンメロンが代表格です。国産メロンの多くはハウス栽培か露地栽培ですが、静岡クラウンメロンは独自のガラス温室栽培で育てられています。
●同じマスクメロンでも、独創的なビニールハウス栽培をしているのが高知県の一果相伝。最新設備の導入などによって、理想的な栽培環境を創出して極上のメロンを育てています。
●山形県の夕映えメロンは、トンネル栽培によって大地の上で直接育てられる露地メロンです。自然環境にアドバンテージのある産地ほど、露地栽培の良さが発揮されるともいえるでしょう。
メロンの栄養と保存方法
カリウムが豊富なメロン。熟すまでは常温で保存を。
カリウム、βカロテン、ビタミンC、マグネシウム、葉酸など豊富な栄養素。
●メロンの栄養成分で、まず注目なのは豊富なカリウムです。カリウムは高血圧の原因にもなる余分なナトリウムの排出を促してくれるので、生活習慣病の予防やむくみの解消などに効果が期待できます。
●メロンにはその他にもβカロテン、ビタミンC、マグネシウム、葉酸など、様々な栄養素が含まれています。βカロテンやビタミンCは強い抗酸化力をもつため、美肌効果や肌荒れ予防、病中病後の体力回復などに効果が見込めます。マグネシウムも摂れるので、骨や歯の健康、血圧の調整にも良さそうです。
●また、メロンは妊娠中の方への贈り物としても最適です。メロンに含まれている葉酸は増血や発育に欠かせない栄養素で、胎児の健全な発育もサポートするからです。実際「つわり中で食欲がないけどメロンは食べたい」という声をよく聞きますが、それは自然な欲求なのですね。
お取り寄せ後は常温保存。冷蔵庫に入れるのは、食べる数時間前になってから。
●メロンをお取り寄せした後、すぐに冷蔵庫に入れるのはやめましょう。前述のようにメロンは収穫後3~7日ほどの追熟が必要なフルーツですが、未熟な状態のメロンを冷蔵庫で冷やすと、追熟が進まなくなってしまうのです。熟すまでは常温で保存してください。
●そして完熟して食べる日を迎えたら、食べる2〜3時間ほど前に冷蔵庫に入れて冷やしましょう。冷やしすぎは要注意。5℃くらいがおすすめです。そうするときっと美味しく召し上がれます。
●食べ残したメロンは、カットした状態にして、傷みやすい部分であるワタと種を取り除きます。そして切り口にラップを密着させたり、ジップロックやタッパーに入れたりして冷蔵庫で保存しましょう。また、冷凍で保存する手もあります。冷凍なら3週間くらい保存できます。
美味しい食べ方のポイント
メロンを美味しく食べていただくために。
メロンを美味しく召し上がるには、正しく追熟し、正しく食べ頃を見きわめ、正しく保存するのが何よりも大切です。メロンの美味しい食べ方について、ポイントをまとめましたのでご参考にしてください。
メロンを美味しく食べるためのポイント
●常温保存で「追熟」する
・収穫後3~7日程度
●五感で食べ頃を確かめる
・強めの甘い香りがする
・お尻に少し弾力性がある
・果皮に少し黄色味がある
・ツルが少し萎れている
●食べる数時間前に冷蔵庫へ
・冷やしすぎは要注意
・5℃くらいがおすすめ
●食べきれなかった分は冷蔵保存
・カットして、種とワタを取り除く
・冷凍保存も可