WOWが推す秘宝 奄美大島のパッションフルーツ【紫極玉】
国産パッションフルーツのNo.1産地は、鹿児島県の奄美大島。毎年、初夏の旬に様々な逸品が出荷されます。その中でもWOWは、キラキラと輝く黄金色の果肉が詰まった、まるで宝石箱のような珠玉に注目。紫極玉(しぎょくのたま)と名付けたその商品のご紹介と共に、パッションフルーツの食べ方、育て方、栄養、食べ頃などについてもご説明します。
奄美大島の秘宝
紫極玉(しぎょくのたま)
出荷時期:6月〜8月初頭
●暖かい海に囲まれた奄美大島は、1年を通して温暖で降水量も多い亜熱帯海洋性気候の島です。日本では希少なこの自然環境が、亜熱帯フルーツであるパッションフルーツを美味しく育てます。国産パッションフルーツの約6割が鹿児島県産ですが、その鹿児島県産の約6割が奄美大島で栽培されているのです。
●そしてその奄美大島産の中でも、WOWがあまりの美味しさに驚いたパッションフルーツがありました。それが、中部に位置する奄美市の住用という所と、最南端に位置する大島郡の瀬戸内町古仁屋という所で栽培されている逸品。いずれも奄美大島のパッションフルーツ品評会で受賞実績がある珠玉です。
●多量な降雨がもたらすミネラルたっぷりの山水で育つ、大きな実。それを割ると、プルプルでみずみずしい果肉と種がぎっしり詰まっていました。その糖度も18度超。甘みも、酸味も、フレーバーな香りも、実の詰まり方も、とにかく全てが他とは違います。
●その美味しさに感動したWOWは、生産者さんとお話をして、この極上のパッションフルーツを「紫極玉」という名前で全国へ販売させていただくことにしました。黄金色の果肉がぎっしりと詰まった、奄美大島の秘宝。最高品質の味をぜひ一度ご賞味ください。
商品を見るパッションフルーツの食べ方
食べ方は じつは簡単。
アレンジもおすすめ。
種を噛む/飲み込むに正解はなし。
●初めての方は迷いがちかもしれませんが、パッションフルーツの食べ方はけっして難しくありません。硬い果皮に気をつけながら上下2つに切り、切ったら果皮を器がわりにして、スプーンですくって食べるだけ。種も果肉と一緒にすくって食べてください。
●意見が分かれるのが、すくって食べる時に種を噛んで愉しむか、飲み込むか。正解はない、というのが正解です。奄美大島の人たちの間でも両タイプいるくらいですから、お好みのほうでどうぞ。また、食べる1時間ほど前に、食べる分だけを、冷蔵庫に入れて冷やすこともおすすめします。
●パッションフルーツは、アレンジがしやすいトロピカルフルーツでもあります。ヨーグルトやアイスにトッピングしてみたり。パッションフルーツゼリーを作ってみたり。牛乳を入れてパッションフルーツジュースにしてみたり。焼酎と炭酸で割ってパッションフルーツサワーをこしらえたり。いろいろな愉しみ方ができるのも嬉しい特徴です。
パッションフルーツの育て方
手間ひまを惜しまず、
真心と愛情を込めて。
美味しいパッションフルーツは、
人の手による労力のたまもの。
●パッションフルーツの育て方に、近道はありません。地道という道があるだけです。大切なのは、とにかく労力をいとわないこと。紫極玉も、手間ひまをかけた無加温栽培によって育てられています。伸びたツルの整理にしても1つ1つ丁寧に行いますし、授粉も習字の筆などを使って人工的に行います。手作業で1花ずつ受粉させているため、本当に大変な育て方です。
●自分でも育ててみたいという方のために、家庭菜園での留意点も基本のポイントだけお伝えしましょう。日当たりと風通しがよい場所を選ぶこと。植え付けは4月〜5月に行うこと。水はけのよい土を用意すること。肥料を切らさないこと。そしてこまめな水やりで土の乾燥を防ぐことです。基本中の基本かもしれませんが、基本をおさえて育てれば、寒い地域でも栽培が可能です。
●ちなみにパッションフルーツには、紫色系統、黄色系統、両者の交雑系統の3種類があります。日本で最も多く栽培されているのは紫色系統で、その代表産地が鹿児島県。早いところでは5月中旬くらいから収穫期に入り、6月から7月に旬のピークを迎えます。WOWがお届けしている紫極玉も、その名のとおり紫色系統です。
パッションフルーツの栄養
様々な効果が期待できる、
栄養素の宝箱。
豊富なβカロテンの他、カリウム、 ビタミンC、ビタミンB6・葉酸も。
●パッションフルーツの栄養成分の中で、第一に注目したいのはβカロテンの豊富さです。その多さは、なんとフルーツの中でもトップクラス。βカロテンには強い抗酸化力がありますので、免疫力の強化や病中病後の体力回復、肌荒れ予防などの効果が期待できます。
●その他にも、カリウム、ビタミンC、ビタミンB6・葉酸など、様々な栄養素が含まれています。利尿作用のあるカリウムには、余分な塩分の排出を促す働きがありますので、高血圧などの生活習慣病の予防やむくみの解消にも効果が見込めます。また、ビタミンCはβカロテンと同じく、強い抗酸化力によって体を守ってくれることで有名ですよね。
●そしてビタミンB6と葉酸は、アミノ酸の合成と代謝に関与する栄養素。脂質の代謝、増血、認知症の予防などに効果が期待できるだけでなく、肌荒れ予防や胎児の健全な発育もサポートしてくれます。ビタミンB6と葉酸が摂れるパッションフルーツは、女性にありがたいフルーツであり、妊娠中の方にもおすすめしたいフルーツです。
パッションフルーツの食べ頃
すぐに食べてもよし。
追熟をしてもよし。
食べるタイミングを変えることで 味変ができるフルーツ。
●WOWでお届けする紫極玉は、食べ頃を迎えているパッションフルーツです。そのため届いた当日でも美味しく召し上がれます。しかし、食べるタイミングを遅らせることで、甘みと酸味のバランスを変えられるのもパッションフルーツの愉しさ。追熟(常温で保管してさらに熟させること)をするのもおすすめです。
●パッションフルーツは追熟が進むにつれ、果皮にシワが寄ってきます。多少のシワが出ている状態が、甘みと酸味が程よいバランスの状態とお考えください。酸味が軽めのほうがお好みの方は、もっとシワシワになるまで待つと、酸味が和らいで甘みが増すようになります。
●追熟は、常温下でこそ進みます。冷蔵庫には入れず、直射日光にも当たらない所に置いておきましょう。逆に、完熟後は冷蔵保存してください。野菜室に入れるのがおすすめですが、冷凍保存もOKです。いずれにしても冷蔵庫に入れると追熟は止まり、美味しさが長持ちします。「追熟は常温で保管、完熟後は冷蔵庫で保存」が鉄則です。