WOWの激推し
山梨・福島の桃4選
山梨県一宮の秘桃「泡桃姫」 | 山梨県産 超減農薬栽培の桃 | 山梨県産 ゴールデンピーチ | 福島県産の名桃 さくら白桃
桃の産地といえば山梨県と福島県。この2県で国内生産量の50%以上を占め、特に6月〜9月にはたくさんの桃が出荷されます。WOWはその中でも4つの桃にフォーカス。それぞれの商品のご紹介と共に、桃の旬と種類、桃の保存方法と食べ方、桃の栄養、桃の切り方・むき方などについてもご紹介します。
山梨県一宮の秘桃
泡桃姫(あわももひめ)
出荷時期:6月下旬〜8月上旬
●屈指の桃の名産地、山梨県一宮。WOWがその名地を訪れた時、表面にソバカスのような泡が出ている桃に出会いました。食べてみると、未知の甘さ。まさにワオ!な体験でした。
●「泡を吹いているということは、甘くて、味が濃くて、美味しい証拠なんですよ」と、生産者さんが言いました。「独自の栽培方法で、泡を吹くほど美味しい桃を育てているんです。それも1つの品種だけでなく、たくさんの品種の桃を」。
●その桃は外観より味重視で作っている桃で、スーパーにも高級果物店にも並ばない秘桃とのこと。品種も様々なそれらの桃を、WOWは泡桃姫という商品名で販売させていただいています。特選/ご自宅用/訳ありの等級があり、光センサーで糖度13度以上保証の特選品を選別しています。
●品種ごとに出荷期が異なるため、ご注文の時期によってお届けできる品種が決まってまいります。7月中旬頃までは柔らかい果肉が特徴の白鳳系品種、それ以降は硬めの果肉が特徴の白桃系品種をお届けします。
商品を見る超減農薬・無化学肥料
山梨県産 桃
出荷時期:6月下旬〜8月上旬
●日本一の桃産地である山梨県の中でも、超減農薬と無化学肥料で桃づくりに取り組んでいる方は多くありません。そんな希少な農家さんが、山梨県山梨市の三ヶ所というところにいらっしゃいます。
●その方はお祖父さまの代からの桃農家さんで、農薬削減と化学肥料ゼロ化で代々の家業を進化させています。農薬は通常の8〜9割減。化学肥料も動物性有機肥料も不使用。そして草生栽培という土壌にも果樹にも優しい方法で、様々な品種の桃を育てています。
●限りなく自然に近い状態で育った健やかな桃を、全国の皆様へお届けいたします。7月中旬頃までは白鳳系品種、それ以降は白桃系品種です。白鳳系は果肉が柔らかく多汁なのが特徴。白桃系は果肉が白く硬めで日持ちがよいのが特徴。いずれも特選/ご自宅用の等級をご用意しています。
●こちらの商品も品種ごとに出荷期が異なるため、ご注文の時期によってお届けできる品種が決まってまいります。
商品を見る山梨県産の黄金桃
ゴールデンピーチ
出荷時期:9月上旬〜9月中旬
●こちらの桃も、先にご紹介した超減農薬・無化学肥料栽培の生産者さんが育てている桃です。黄金桃とも呼ばれるゴールデンピーチは、旬が遅い晩生種で、大玉も多い黄桃系の品種。日本で流通している桃は白鳳系と白桃系が多く、生食用の黄桃は希少です。
●黄金色の見事な果皮。その果皮をむいて現れる果肉も黄金色。南国フルーツのような芳醇な香りと、とろけるような食味があります。肉質は白桃系にも似た食感で硬めです。甘みと酸味のバランスが絶妙で、濃厚で深い美味しさが愉しめます。
●特選/ご自宅用の等級をご用意しています。また、一般的にゴールデンピーチには大玉と中玉がありますが、WOWでは大玉だけをお届けいたします。
商品を見る福島県産の名桃
さくら白桃
出荷時期:9月中旬〜9月下旬
●福島県は山梨県に次ぐ桃の主要産地。そして福島の桃といえば、さくら白桃です。その特徴は硬めで歯ごたえのある緻密な肉質。しっかりした果肉が好きな方には特に喜ばれる品種で、糖度が高く酸味は少なめです。
●極晩成種でもあるさくら白桃は、桃シーズンの最後を飾ってくれるような存在。9月下旬でも味わえる桃として、ファンには嬉しい桃です。しかも、果肉が硬くて追熟ができる白桃系なので、2度にわたって違う味を愉しめるという有り難さもあります。
●まずは届いたらすぐに硬い状態で食べる。次に日をおいて、柔らかさと甘さが増した状態で食べる。そのようにして違う味を愉しみ、桃の季節との別れを惜しむことができるというわけです。日持ちのよい桃ですのでギフトにもおすすめ。秀品以上の等級をご用意しています。
商品を見る桃の旬と種類
旬は6月下旬〜9月末。
3つの系統で違いあり。
白鳳系と、白桃系と、黄桃系。
●桃の旬はトータルでいうと6月下旬〜9月末ですが、その期間の中でも種類によって変わってきます。桃には白鳳系・白桃系・黄桃系の3系統があり、それぞれで収穫時期が異なるのです。
●基本的には、花嫁白鳳やちよひめ白鳳という桃からシーズンが始まり、まず白鳳系が旬を迎えます。そして7月下旬頃から白桃系の旬が始まって長く続き、9月に入る頃からは黄桃系も旬を迎えるというのが大きな流れです。
●さらにはそれぞれの系統にたくさんの品種が存在し、同じ系統の中でも品種によって収穫期が違ってきます。系統によって旬・味・外観が異なり、加えて同じ系統の中でも品種ごとに収穫期が違うのが桃。つまり桃は、シーズンを通して次から次に違う個体を愉しめるフルーツなのです。
桃の保存方法と食べ方
できる限り常温で保存。
桃の種類次第で追熟も。
正しい知識で、桃を美味しく。
●桃を美味しく食べるには、正しい保存の仕方が欠かせません。桃は冷やしすぎると味が落ちるので、できる限り常温で保存することが大切。新聞紙などに包んで、直射日光に当たらない場所で保存してください。そして食べる2〜3時間前に冷蔵庫に入れると、美味しく召し上がれます。
●ただし、熟し切った桃は痛まないように冷蔵庫で保存してください。冷やしすぎないように野菜室に入れるのがおすすめです。
●桃の種類についての知識も、桃を美味しく食べるには必要です。果肉が柔らかく果汁の多い白鳳系は、届いたらなるべく早く食べましょう。柔らかい桃は日持ちがよくありません。
●一方で果肉が硬めの白桃系や黄桃系は、4〜5日ほど追熟(常温で保管してさらに熟させること)をしても大丈夫です。追熟をすると、柔らかさと甘さが増してきます。
●また、桃は果頂部(お尻の所)が一番甘く、次に果皮に近い外側の部分が甘く、種に近づくほど甘みが薄まります。このこともぜひ知っておきましょう。
桃の栄養
水分が多いのに栄養も
多い、嬉しいフルーツ。
豊富なペクチンとカリウム。
ビタミンEもたっぷり。
●桃は健康のためにも食べたいフルーツです。水分量が多いのも特徴ですが、水分が多いからといって、栄養分が少ないわけではないのが注目ポイント。食物繊維のペクチンや、カリウムが豊富で、ビタミンEもバナナやイチゴやみかんより多く含んでいます。
●ペクチンには整腸作用があるので、お通じをよくしたり善玉菌を増やしたりする効果が期待できます。カリウムは余分なナトリウムの排出を促しますから、高血圧などの生活習慣病の予防や、むくみの解消などにも効果が見込めます。
●そして抗酸化作用をもつビタミンEは、若返りのビタミンとも呼ばれる栄養素。細胞の酸化を抑制する働きがあるので、血管や肌などの老化予防や血流改善の効果も期待できます。
桃の切り方・むき方
桃には桃の切り方・
むき方がある。
桃は実の中心に硬い種が入っているため、梨やリンゴのようにスパッと半分に切るのが難しいフルーツです。桃の切り方・むき方について、1つの例をご紹介しましょう。
桃の切り方・むき方
①まず桃を水で洗い、産毛を取り除いておく。(桃を洗っておくと後でむきやすくなります)
皮がついた状態のまま、桃の凹んでいる割れ目(縫合線)に沿って、ナイフで深く、ぐるっと1周切り込みを入れる。
※種まで届くように深くナイフを入れてください。
②両手で包むように桃を持って切り込みに沿ってひねり、実を半分に割る。
③ナイフかスプーンで、種を丸ごと取り除く。
④半身の桃を、切り口を上にしてそれぞれ4等分に切る。
⑤8等分された桃を、皮を下にしてまな板の上に置き、片手で抑えながら果肉と皮の間にナイフを入れる。そして桃を回転させるようにして皮をむく。
注:桃が柔らかすぎる場合は、このやり方でうまく半分に割れないこともあります。そのような時は、上記の①に相当する段階で、ナイフが種に届くような深さで8等分に切り目を入れてください。そしてまず1片を、ナイフを使って取り出します。1つ取り出して中身が見えたら、種に沿ってナイフを入れながら、さらに1片ずつ取り出します。全て取り出したら、皮をむいて終了です。