最高品質のいちごを、一年中お届けします。
ケーキにジャム、和菓子にお酒など、ひっぱりだこのいちご。日本全国に約300種以上の品種がある中で、選びぬかれたこだわりの農家さんとWOWがタッグを組んで生まれた最高級のいちごブランドが「Queens Berry(クイーンズベリー)」です。4地域で育てられた13種類の最高品質のいちごの魅力をご紹介します。
生産者のこだわりがつまったQueens Berry(クイーンズベリー)とは
Queens Berry(クイーンズベリー)は、山梨、群馬、佐賀、長野の4地域の4つの農家でつくられます。13種類のいちごがあり、全国的にもめずらしい「あかねっ娘」や「愛ベリー」、人気品種である「とちおとめ」や「さちのか」など、多様な種類のいちごを栽培しているのが特徴の一つです。Queens Berry(クイーンズベリー)と名のるにはいくつかの基準があります。まず、いちご栽培のプロフェッショナルの農家さんであること。育つ環境や作り手の顔が見える高品質のいちごだけを厳選しています。次に、検査機関による厳しい基準をクリアした、安心・安全ないちごであること。残留農薬ゼロの証明書を取得したものだけがQueens Berry(クイーンズベリー)と銘打つことができます。残農薬ゼロは安心安全なだけでなく、香り・色・艶がよく光沢があり、瑞々しく美味しいいちごを育てます。残留農薬ゼロの証明書は商品に同梱してお届けします。
旬のいちごを食べ比べ
クイーンズベリー山梨(あかねっ娘|愛ベリー|ホワイトベリー|サラダいちご|紅ほっぺ|アスカルビー|章姫|かおり野)
出荷時期:12月上旬~4月下旬
クイーンズベリー山梨では、農家の前田さんが8品種のいちごを育てます。前田さんのいちごへのこだわりは、保水性と排水性という逆の性質をあわせもつヤシガラを培地にして育てること。品種ごとに変わる最適な栽培条件を調整しながら、丁寧に栽培しています。「あかねっ娘」や「愛ベリー」「ホワイトベリー」など全国的にも珍しい入手困難な品種を生産しているのも特徴です。クイーンズベリー山梨のセットは、8品種のいちご品種の中から2〜3種類の旬のいちごが詰合せで届くため、食べ比べできるのも魅力です。その時の旬のものを厳選するため品種の指定はできませんが、何が届くか楽しみに待つのもワクワクします。
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しっかりとした肉厚のいちご
クイーンズベリー群馬(やよいひめ|とちおとめ)
出荷時期:1月上旬~4月下旬
クイーンズベリー群馬のいちごを育てる南さんは、群馬県いちご品評会の「県育成品種の部」で最優秀・知事賞を受賞したこともある農家さんです。栽培するのは「やよいひめ」と「とちおとめ」の2品種。無農薬での土壌消毒や、水はけ・水持ちが良く有機肥料を多く含む土台づくりなど、こだわりの方法で大きな果実と強い甘みのいちごを育てます。特にとちおとめは18〜25度の高い糖度が自慢。しっかりした果肉のため比較的日持ちしやすいのも特徴の一つです。
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濃い甘みとしっかりした果肉
クイーンズベリー唐津(さちのか)
出荷時期:1月上旬~4月中旬
佐賀県唐津の梶山さんは「消費者に喜ばれるいちごを育てること」をモットーにする農家さん。栽培する品種は「さちのか」で、「唐津で新鮮なさちのかといえば梶山さん」といわれるほどの実力です。バーミキュライトという鉱石が原料の土に微生物を吸着させた土壌改良材を使用したり、虫除けのための薬剤の使用を避けるなどのこだわりの他、少しでもいい状態でいちごを食べて欲しいとの思いから、実が硬い夜中のうちに収穫をおこなうほどの徹底っぷり。濃い甘みとしっかりした果肉が魅力です。
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豊かな香りと甘さ
クイーンズベリー長野(真心|すずあかね)
出荷時期:6月上旬~12月
伊那高原の自然を活かして栽培されるクイーンズベリー長野のいちごは2種。「真心」と「すずあかね」です。天敵となる虫を利用し、化学農薬を最小限に抑えた栽培を行っています。さらに苗に栄養や水分を効率的に供給できる高設栽培システムを採用しています。真心は一年中収穫できる「四季性いちご(夏いちご)」の品種で、6〜12月の夏から秋にかけても食べられるいちごです。夏いちごとは思えない豊かな香りと甘さをお試しください。
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いちごを育てるのは大変??
地域で変わる、いちごの栽培方法のポイント
「大好きないちごを自分でつくってたくさん食べたい」と考えたことがある人も多いのではないでしょうか。栽培が難しいとされるいちごの、育て方の大まかなポイントをご紹介します。ちなみにいちごは一般的に果実として扱われていますが、実は園芸学上では野菜。農林水産省の作物の統計調査でも野菜に含まれています。「果実的野菜」などと呼ばれることもあります。
いちごは現在、温暖地・暖地での「促成栽培」が主流です。北海道・東北・北陸などの寒冷地は促成栽培に適していないため、「半促成栽培」や「露地栽培」などが中心とされています。促成栽培とは、市場の需要に合わせて収穫時期を調整する栽培方法で、主に温暖地・暖地で行われます。9月に植え付けて、11月中旬から収穫を迎えます。半促成栽培とは、10月中旬頃に植え付けて、ハウスに移した後、休眠覚醒する前の1月頃に株を保温することで、3月〜5月まで収穫することができる方法で、主に寒冷地で行われます。促成栽培、半促成栽培がハウスなどの施設を使う一方、露地栽培は屋外の畑で栽培します。いちご本来の育つペースに合わせ、自然の状態で収穫する栽培方法で、旬のいちごを堪能できます。
また、いちごを育てるには、土壌を耕し畝を作って栽培する「平地栽培」と、栽培棚を使って高い位置で栽培する「高設栽培」があります。平地栽培では畝の高さをその地の排水性に合わせて調整します。いちごの根は乾燥や土壌の変化に弱いため、根の乾燥や雨による泥はね、さらに草が生えるのを防ぐマルチの使用がおすすめ。高設栽培の方が設備にコストがかかりますが、その分管理も収穫も楽になるとされています。
いちごに合った土づくり
いちごの栽培でまず用意したいのが、それぞれの品種にあった土をつくること。排水性、通気性、保湿性などのバランスの良い土は微生物も多く、いちごをはじめとした多くの作物にとって理想的な土壌だといえます。いちごを栽培する前には土壌診断を行い、堆肥等を適切に使うようにしましょう。
バラ科であるイチゴは、特定の作物を同じ場所で長く栽培すると育たなくなったり枯れたりしてしまう「連作障害」という現象がおこりやすい作物といわれます。同じ場所で前につくった作物や使用した肥料の影響で、土の成分のバランスが壊れ、害虫などが発生することが原因とされています。年々収穫量が減ることもあるため、いちごの土壌には細心の配慮をする必要があります。
苗を植え付ける
いちごの苗を植え付けする前は、土と苗にしっかりと水を与え、水分を吸収させます。露地栽培の場合、関東などの中間地での植え付けは10月頃がおすすめです。風の強い日や悪天候時、気温が低すぎる環境は避け、天候の良い日に植え付けを行いましょう。苗を植え付ける時は、いちごの株の向きに注意。ランナーと呼ばれるつるのように伸びる茎と反対方向に花が咲き実をつけるので、ランナーと反対側を収穫しやすい方向に向けることで、後にスムーズに作業できるようになります。株間は30~40cmほどあけるのがおすすめ。苗を植え付けた後は、根が活着するまでの約1週間はしっかりと水分の管理をし、特に土が乾燥状態にならないよう注意してください。
いちごの栽培には乾燥がNG
いちごの水やりを行うのは、基本的に午前中。夏場などの暑い時期の水やりは、日中ではなく気温の低い早朝か夕方に行うことで、根が傷むのを防ぎます。いちごの根は浅いところにあるため、土深くから水分を吸収することができません。そのため土が乾燥すると根が乾いてしまいます。しかし一方で、土が常に湿った状態だと病気が発生しやすくなる危険性があります。いちごの成長期には、土の乾きをチェックして乾いたらしっかりと水を与え、マルチなどをつかって表面の乾燥を防ぐこと。そしていちごの休眠期に入った後は、極端な乾燥でない限りは水を控えます。土の状態や、成長具合によっても水加減がかわるデリケートな一面があり、いちごの水やりの加減には細心の注意が必要なのです。
クイーンズベリー栽培へのこだわり
WOWがお届けするQueens Berry(クイーンズベリー)は、果実を大きく糖度を高くするために、いちご果実の温度が上昇しないようハウス内の温度管理を低温にしたり、黒マルチの代わりに白いマルチを使ったり、高設養液栽培でイチゴを空中に浮かして栽培したりと、1つのいちごができるまでに、たくさんの工夫と手間暇をかけています。天候にも左右されやすく、栽培の難しい果物であるいちご。いちごのプロフェッショナルである農家さんが、丹精込めてつくる最高品質の味をお楽しみください。