みかん【不知火(しらぬい)】の特徴
品種別出荷時期カレンダー
みかんの見分け方のコツ
●見分け方のコツ
その1 皮のきめが細かい方が美味しい
オレンジ色が濃いツブツブのものを「油胞(ゆほう)」と言います。油胞が多いほど、きめの細かい皮になります。
キメが細かいミカンは、ぶら下がった枝の先に付いている実が多いです。
ぶら下がったミカンには糖分がたまりやすく、枝自体も実をつける成長が強くなります。
●見分け方のコツ
その2 色が濃い方が美味しい
果実は種が充実してくると、より濃い色をつけて動物に発見してもらいやすいように、さらに食べてもらえるようにします。
実がより濃いということは、それだけ生物学的に優秀な実ということなんです。
●見分け方のコツ
その3 扁平の実の方が美味しい
木には【栄養成長】と【生殖成長】のふたつの成長で成り立っています。栄養成長は枝や葉を大きくする成長、生殖成長は実を付ける成長になり、栄養成長が強いと実が丸くなり、生殖成長が強いと実が扁平になります。
生殖成長が強い木は、甘くて美味しい実がなり、実の形は扁平です。栄養成長が強い木は、味が薄く、実の形は丸型が多い傾向にあります。
●見分け方のコツ
その4 重量感のある方が美味しい
重量感があるということは果汁分がしっかりと詰まっている証拠。
糖度が多く含まれている水分は基本的に重いので、やはり重いほど美味しいといえます。
●見分け方のコツ その5 軸が細い方が美味しい
実だけを見て判別する場合は、軸が小さい方が美味しいです。
軸が太い実は、枝の中央部分の「道管(どうかん)」と呼ばれる通路から、多くの水分が実に入っています。
軸が小さい方は、水分は少しで、「師管(しかん)」と呼ばれる通路から、
多くの栄養が送られています。